KYブロックは、車線区分用視線誘導ブロックとして幅広く採用されてきました。
本実証実験は、視線誘導用に加え、衝撃吸収用ブロックとしての実効性を証明するため、車両が衝突した時の衝撃吸収性と安全性を検証したものです。
【試験方法】
車線区分を想定し、下図のようにKYブロックを14個ジョイントして連続に並べ、実験車両を時速60kmで衝突させました。
【試験結果】
写真からも分かるとおり、KYブロックが破壊されることで、車両の衝突エネルギーをKYブロックの破壊エネルギーとKYブロック内部の水の位置エネルギーに変換し、衝撃を吸収しました。
この実験により、KYブロックは導流帯や工事帯への車両進入を従来品に比べ安全に防止することができ、防護柵として作業者の安全性向上に繋げることが可能であること。そして、高い衝撃吸収性により車両へのダメージを和らげることが可能であると想定できました。
八木熊は、KYブロックのご提案先として、工事現場や料金所での車線区分、車両を用いたイベント等、幅広くご活用いただけるものと考えます。
注:本試験結果及びKYブロックは車両の停止を保証するものではありません。
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[2008年2月]
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[2008年2月]