INTERVIEW02

開発職

M.N.

2011年4月入社

開発職として、新商品の企画・設計・開発・生産管理に関する業務を一貫して行っている。

H.N.

あらゆる面からベストをめざす。
難しいが、大きな達成感がある仕事。

H.N.01

私は主にODM製品の企画開発を行っています。開発職は、お客様の要望をキャッチする営業と、モノづくりをする生産部をつなぐ役割を担っています。お客様の要望を最大限叶えるにはどのような設計をすれば良いか、そして、それをいかに高品質かつ効率的に生産するかが重要です。双方の意見を取り入れたうえでベストな選択をするのが開発の仕事なので、そこが一番難しいところですが、同時にそれがおもしろさ・醍醐味でもあります。
そして、大変なのは設計だけでなく、そこから生産に至るまでの工程です。細部まで設計通りにできているか、求めるスペックがクリアできているかなど、どこかに問題が潜んでいないか何度もチェックしていきます。苦労することも多いですが、その分、製品が世に出たときには得も言われぬ達成感があります。
常にモノづくりの最前線にいられることもこの仕事の魅力のひとつだと思います。

安全性を保ちつつ、
お客さまの要望に沿った製品に。

H.N.02

以前、児童遊具を取り扱うある企業さまから、できる限り自然に近いイメージのODM製品のプロジェクトをご依頼いただいたことがありました。当社としては安全面を最優先に考慮し、提案しましたが、お客さまのイメージしたデザイン希望と合わず、安全性とデザイン性の両立が非常に難しかったのです。その後何度も何度も試行錯誤を重ね、最終的には高品質かつ理想のデザインを実現することができました。非常に難しかったプロジェクトですが、自分にとって大きな成長につながりました。

越前和紙を相手に悪戦苦闘。

H.N.03

以前、越前和紙をクリア樹脂に封じ込めたキッチントレーを設計開発するプロジェクトがあり、これは難易度の高い案件のひとつでした。前例がない生産であり、薄い和紙のため、破れたり風合いが出なかったり、思うように良品ができない時期が続きました。材料を変更したり、成形条件(樹脂の温度や樹脂を流す速さ)を変更したりと試行錯誤の毎日。自分一人では到底乗り超えられませんでしたが、開発の先輩や生産・品質保証の方々など、部署の垣根を超えてたくさんの人たちが力や知恵を貸してくれ、なんとか良品を納めることができました。このときの達成感もとても大きく、今でもすごく印象に残っています。

SDGsに関わる業務に
力を入れていきたい。

H.N.04

モノが溢れている今の時代にこれからも勝ち残っていくためには、やはり独自技術のあるモノを生み出していかなくてはいけません。だからこそ、企画構想力をより一層強化し、今までにない発想で新たなモノづくりにチャレンジしたいと考えています。
今、一番力を入れていきたいのはSDGsに関するテーマです。現在海洋プラ問題など、さまざまな場面で、プラスチックは良くないというイメージになってしまっていますが、一概にそうとは言えません。八木熊では現在、環境にやさしくSDGsに貢献できるプラスチックの在り方を確立するプロジェクトが急ピッチで進んでいます。私も開発として、そこにしっかりと関わり、社会貢献していきたいと考えています。

1 week
schedule

とある1週間のスケジュール

H.N.1 week schedule