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ニュースリリース詳細

2024年03月04日
建設現場で不用となった三角コーンの再資源化に関する実証実験を開始 (廃プラスチック発生量抑制とCO₂排出量の削減を推進)

 株式会社八木熊(代表取締役社長:八木信二郎、以下「当社」)と大成建設株式会社(代表取締役社長:相川善郎)は、202310月より建設現場で不用となった三角コーンの再資源化に関する実証実験(※1)を開始しました。この取組みにより、建設工事現場における廃プラスチックの発生量抑制と、三角コーン製造におけるCO₂排出量の削減が可能となり、循環型社会や脱炭素社会の実現に貢献することができます。

安全保安用品として使用されている三角コーンは、建設現場では消耗品として取扱われ、工事の竣工に伴ってそのほとんどが再利用されることなく、廃棄物として処分されています。しかし、三角コーンは本来リサイクル可能なプラスチック素材で製造されており、適切に回収すれば再資源化が可能です。この取組みにより、廃プラスチックの発生量の抑制、製造時のCO₂排出量の削減の効果が期待されます。

当社は、大成建設株式会社との協働により、大成建設株式会社の建設現場で不用となった三角コーンを適切に回収・再資源化し、再び三角コーンを製造する実証実験を開始しました。

実証実験で製造した再生三角コーンは、製造後に物理特性、対候性試験等の検証を実施したのち、再び回収して再資源化の上、建設現場での利用を試みる予定です。この工程を繰り返すことで、三角コーンのリサイクルループの構築を目指します。

  今後当社は、三角コーンなどプラスチック類の再資源化に向けた取組みを進めることで、廃棄物の発生量抑制、CO₂排出量の削減を促進し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

(※1)実証実験については、福井県に「産業廃棄物を使用した試験研究に関する計画書」を提出し、受領済です。

 

【本件に関するお問合せ先】

事業開発本部 環境マテリアル統括部

TEL: 0776-22-3300

 

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